(文と写真:SOU/1さん感謝! 編集:CYCO)
・改造は各自の責任の元に行ってください。当方も代理店・メーカーも一切責任は持 ちません。
特に半田ゴテ使用の際は火事や火傷に充分ご注意ください。
・改造法などは「素人改造法」で全て構成されてます。(よって信頼出来ません 笑)
・各製品名は、すべて製品発売(製造)元各社様が登録商標を保有しています。
・不適切な点等ございましたらご一報下さい。適切な対応を致します。
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★今回改造の狙い ・まぶぱぱさんの長年の夢を叶える!?(爆) ・ReBop5(2002年度版)標準搭載のピックアップEMG 40HZ(以下HZ)をEMG 40TW(以下TW)に 変更し、幅広いサウンドバリエーションを獲得! ・標準搭載プリアンプをAguilar OBP-1から、以前から使用しているEMG BTS-Control(以下BTS) へ変更し、使い慣れている感覚でのコントロールの実現と、お気に入りの出音を獲得! これが今回の目標です! (ちゃんと仕上げる事が出来るのか!?) |
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1.新搭載パーツ紹介 | ||
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●EMG-EXTENDEDシリーズ40TW ピックアップの内部に、独立したシングルコイルが2つ収められていて、シングルコイルとデュアルコイル(ハム)と使い分けられる構造になっています。 EMG-EXTENDEDシリーズについてはSpector改造/リペア英雄列伝 第2弾HiroさんのEMG-DC →他のEMG-EXTENDEDシリーズへのピックアップ交換を参照下さい。 色々な改造(リペア)紹介があり大変参考になります。 ピックアップ本体/コネクター付シールド線/取付用ピス/スイッチ付ヴォーリュームポット(25kΩ)トーンポット(25kΩ)/バッテリースナップ/ステレオジャックがセットになっています。 |
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●EMG-BTS-Control トレブル(周波数設定可能)±12db、ベース(25Hz付近)±10dbのコントロール可能な2バンドプリアンプです。 各コントロールはセパレートで、センタークリック付ポットになっています。 旧チェコ工場製のSpectorに採用されていたので、ご存知の方も多いと思います。 (微妙にマイナーチェンジを繰返している様で、今までに3パターンのBTSに遭遇してます。) ベースコントロールポット(基盤は直付)、トレブルコントロールポット/コントロールノブx4個/バッテリースナップ/ステレオジャックがセットになっていま す。(EMGのコントロールノブは、一時期チェコ製Spectorにも採用されていた物と同じ様です。) |
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2.既設パーツを取外す | ||
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各パーツの外し方やハンダの扱い方等の詳細はSpector改造/リペア英雄列伝 第1弾KenjiさんのEMG BTSをAguilar OBP-1に載せ換えるを参照下さい。 丁寧な解説で大変勉強になります。 ・取外したEMG 40HZピックアップ ワイヤーの先に茶色いテープが巻いてある部分で、HZ内部の各シングルコイルのからのワイヤーを結線してシリーズ配線にしてありました。 (ここにスイッチ増設を行えば、コイルタップ等色々出来そうです。) |
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40HZ裏側 4芯の信号線+アース線1芯の合計5ピン仕様なのが確認できます。 |
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・取外したAguilar OBP-1 40Hzと4KHzが各+18dbのブーストのコントロールが可能です。 今回取り外したAguilar OBP-1はCYCOさんの元へ嫁入りしました。 |
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3.新搭載パーツの取付 | ||
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・シールド線をPUザグリ側から通す TW以外のEMG-EXTENDEDシリーズは3ピン仕様ですが、TWは7ピン仕様なので付属のコネクター付シールド線は若干太いのですが、ギリギリ穴を広げたりせずに通りました。 同じく電源ラインの赤ワイヤーも通します。 |
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今回は通しやすい様に、ワイヤーの先を予め収縮チューブでまとめて通しました。 (ついでに、コントロールザグリに、銅箔シールド処理も行ってみました。) |
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・TWを取付ける。 コネクターに左右方向性が有りますので、間違わない様に注意! そしてボディーにビス留めします。この時もワイヤーも注意しながら留めましょう。 |
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・各ポットの取付 今回はBTSも取付けるので、TW付属のSW付のVoポットに結線されているトーンポットとコンデンサーは不要となるので外します。 |
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・各VoポットとBTSのトレブルとベースの各ポットも穴に通し、ワッシャーとナットでボディーにキズを付けない様に、注意し留める。 管理人注釈:この作業は慎重に。傷つけ失敗経験あります(CYCO)。 |
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各パーツをセットした状態 この時、自分の使いやすいポット位置のレイアウトにすると良いでしょう。 今回リア側にトレブルポットがくる様に、一般的に多い位置と逆にしてみました。 またバッテリー固定をベルクロテープから金属製ホルダー、9Vから18V稼動へ変更も行いました。 (9V・18Vでは出力レベルに大きな差異はありませんが、18Vの場合クリアーでパーカッシブなトーン表現には効果的です。周波数全域においてレスポンスが良くなり、スラップ等の瞬間的な音に対して非常に有効です。) EMG付属のステレオジャックは、Spectorには使用出来ませんので今までのジャックを採用 |
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4.各パーツを結線する | ||
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・各ワイヤーを適切な長さに切断し、先をハンダ付け出来るように処理する。 | |
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・各パーツをハンダで結線する。 各パーツやワイヤーの不要な部分にハンダゴテを当ててしまわない様に注意! |
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・全体の配線図 | |
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・タップSW付のヴォリュームポット部の配線図 今回はスイッチを引き上げるとデュアルコイルになるように結線しました。 (最短のワイヤー長で結線する為、パーツを取付けた後に結線しましたが、非常にハンダ付けしにくいので結線後に取付けた方が安全かと思います。) |
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・ハンダ付け終了! TWは結線箇所が多いので苦労しました。 |
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BTSは基盤上に設けられたディップスイッチの設定により、トレブルのセンターフリーケンシー(周波数)を変更可能です。 | |
5.最終テストする | ||
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・必ず配線にミスがないか何度も確認してからバッテリーをつなげる! (誤った配線のままつなぐと故障等の原因となるので要注意) ・シールドを挿してアンプの電源を入れ、ピックアップをドライバーなどの金属で軽く叩き音が正常に出るか確認する。 (音が出てもノイズが多い、バッテリーの発熱などの異常がある場合は、即時にシールドを抜いてバッテリーを外して配線確認して下さい。) 正常に音が出ればOK牧場!(寒) |
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後はバックパネルのビス留め、コントロールノブの取付、弦を張って完了! | |
![]() 赤いEMGロゴがかっこいいぞ(管理人談) |